Q.掛け捨ての商品は勿体ない? A.正しい使い方をすれば、何も勿体なくないです。
さて、本日は「掛け捨ての商品はもったいない?」というテーマでコラムを書きます。結論から申しますと「割安な保険料で、大きな保障が必要な人には最適」な商品で、そういう方にとっては全く勿体なくないです。では、具体的にどんな人?という事例を2つご紹介します。
1.小さなお子様がいるパパママ
「子供が独立するまでの間だけ、割安な保険料で、大きな保障を確保する」という考え方です。子育てにはとにかくお金がかかります。私にも子供がいますが、驚くほど出費が多く「毎月の出費で何か減らせるものはないか」と考えます。そこで掛け捨て保険の出番です。割安な保険料で家計に優しく、万一の際には、家族に十分な生活費や学費を遺すことができます。
それでも掛け捨ては勿体ないというお考えもあると思います。その場合「万一の生活費は掛け捨て保険。学費は積立型の学資保険。」と2つを組み合わせることで、それぞれの良い所取りをする選択肢もあります。当店はお客様のお考えに応じた様々な組み合わせプランもご提案できますので、子育て奮闘中で、保険も検討中のパパ・ママがいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。
2.借入金の多い(または起業したての)法人・個人事業主様
私の保険会社在籍時の話ですが、社長様が突然亡くなり、会社に多額の借金が残った状態で、資金繰りに奔走する後継者様を数多く見てきました。とくに、中小企業や個人事業は社長様の信用で存立している場合が多く、社長様に万一があった場合、一気に経営が苦しくなることは多々あることです。
「経営が苦しく保険料が支払えない。いまは元気だから大丈夫。」と仰る社長様は多数いらっしゃいます。ですが、明日も同じ1日が来るとは限りません。ご不幸なことですが、私は保険会社の支払部門で、加入直後に不慮の事故や、心臓・脳などの急性疾患で亡くなられた社長様を数多く見てきました。それは高齢の方に限りません。起業したばかりで働き盛りの30代・40代の方でも、幼子を残して急逝された方も大勢いらっしゃいました。
日本の企業の99%は中小・個人事業です。日本経済を担っている、まさに日本の主役だと私は考えております。ですので、社長の万一の際には、後継者様がマイナスではなく、ゼロ、できればプラスからスタートできる環境を整えて頂きたいと考えております。そのために、借入金の多い(または起業したてで十分な余力がない)法人・個人事業主様には、割安な保険料で、大きな保障を確保できる掛け捨ての商品を強くお勧めいたします。