自社株買取の準備はされていますか?
コラム
本日は「自社株買取の準備はされていますか?」をテーマにします。
社長が後継者となる相続人に自社株を相続しようとしても、相続の際に自社株が想定以上に高く評価され、後継者が相続税を納税できない場合があります。
その場合、相続時の後継者の納税資金確保を目的として、法人が一時的に自社株を買い取る方法があります。具体的なスキームは以下のとおりです。
①社長を被保険者、契約者・保険金受取人を法人として生命保険に加入。
②社長が死亡した場合、後継者は自社株を相続。法人には保険金が支払われる。
③後継者は相続した自社株を法人へ売却。法人は保険金を原資に、後継者へ買取代金を支払。
④後継者は、③で得た自社株売却代金で相続税を支払。