4月から、65歳の方などを対象に、帯状疱疹ワクチンが定期接種の対象となりました
お知らせ

本日は、コロナ禍以降、耳にすることが増えた気がする「帯状疱疹」についてです。
厚生労働省のホームページの内容を以下に引用します。
帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。帯状疱疹は、70歳代で発症する方が最も多くなっています。
とのこと。知人にも発症した方がいますが、症状が治まって半年ほど経った今でも、常に違和感があるとのことで「ずっとこれが続くのかな…」と肩を落とされています。発疹の出る部位によっては、顔面神経麻痺や難聴、腕が上がらなくなるなどの合併症が起こることもあるようです。怖いな、、、と感じます。
ワクチンには2種類あって、組換えワクチン(不活化ワクチン)は、2回接種で数万円(自治体による)が必要ではあるものの接種後5年で9割、10年後でも7割の予防効果が得られるようです。
持病などで、ワクチンを受けられない場合もあるようですが、重症化すると非常に辛い病気だと思いますので、本日は、原則65歳以上の方の帯状疱疹ワクチン接種が、予防接種法に基づく定期接種の対象になった旨のご案内でした。