子供の医療保険は必要?

本日は「子供の医療保険は必要?」をテーマにします。
お住まいの市区町村や年収等で若干異なりますが、子供は18歳まで保険適用の医療費は無料なケースが多いと思います。
ですので、「子供に医療保険は不要では?」とお考えの方も多いと思います。私も基本的には同感です。
ただ、「個室入院の差額ベッド代を賄える」程度の保障があると、親子どちらにも安心かと思います。
以下、私の子供の長期入院経験もふまえて、理由を記載します。
1.大部屋入院の大変さ
・わが子は、個室には入れず、大部屋入院になりました(個室にはより重病のお子様がいたため)。
・わが子も、他のお子様も、しんどいので泣き喚きます。もちろん昼夜を問いません。
「静かに。シーッ。」と言っても聞くはずもなく。夜中に泣き始めると、親の方まで泣きたくなります。
お互い様とは思いつつも、他のご家族から「うるさい!」といつ言われるか、ずっとビクビクしながら看病しました。
・プライバシーはほぼゼロです。薄いカーテン1枚越しに、子供のベッドが並んでいます。話し声や生活音はお互い全て筒抜けです。洗面台など部屋に1つの備品は混雑しますし、鉢合わせるとなんとなく気まずいです。
・一人ひとりのスペースも狭いです。子供の大量の衣類・オモチャなどを持ち込んだら、あっという間にパンクするくらいの空間しかありません。
・退院時、妻も私も疲労困憊でした。「次に入院する時は、なんとか個室に入れてもらおう」と話したことを覚えています。
2.個室入院の費用
・厚生労働省の令和5年7月1日統計によると、1人部屋の1日の差額ベッド代は平均8,437円です。
(医療事務未経験のため金額の根拠は不明ですが、当店がある福井県・鯖江市では平均の半分程度の病院もあります。)