本日は物価上昇局面に強い商品をご紹介します。

それは「変額保険」です。理由は、日本を含め世界経済の成長にあわせて保険金、解約払戻金、満期保険金が増加するからです。

生命保険の分類の１つとして「定額保険」と「変額保険」があります。「定額保険」は文字通り、ご契約時の保険金額から変動することがない商品です。

一方で「変額保険」は保険金や解約払戻金、満期保険金が、資産運用の成果に応じて変動する商品です。大きくプラスになることもあれば、運用成果が今一つの場合もあります。
（変額保険も「保険」ですので、最低保障保険金額は定められており、運用成果が今一つでも、最低保障保険金を下回ることはありません。）

では資産運用は誰が行うのか？これは保険会社の資産運用のプロフェッショナルが行います。ここ２０年でリーマンショックやコロナショックがありながらも、当店取扱いの保険会社では、概ね年間約１０％程度の運用成果を出しております。

保険のお仕事をしていますと「保険はインフレに弱いからやめておく」というお言葉を頂くことがあります。これは「定額保険」をイメージされているからだと思います。
確かに、５０年前、国立大学の学費は年間４万円程度でした。それが今では５０万円を超えています。１０倍以上ですから、定額保険では物価上昇に対応できませんよね。

もちろん、「定額保険」は、運用成果に関わらず、保険金額が一定という安心感があります。一方で物価上昇局面では「変額保険」という選択肢も存在することを、この記事をご覧になられた方が知って頂けたら、店主として大変嬉しく思います。