ちょっとおトクな金融知識(ドルコスト平均法ってなに?)
コラム
本日は「ドルコスト平均法ってなに?」というテーマでコラムを書きます。
1.ドルコスト平均法の概要
株や投資信託などの金融商品には、当然ながら価格変動があります。 その変動リスクを抑えるため、一度に大きな金額を投資するのではなく、毎月や毎週など定期的に一定額ずつ積立投資する方法が「ドルコスト平均法」です。 金融商品の価格が高いとき、低いときの購入額の差を平均化できるのが特徴です。
と書いても、いまひとつピンときませんよね。そこで、具体例を以下に記載します。
2.ドルコスト平均法の具体例(投資金額は毎月1万円、投資信託は当初1口1万円。便宜上、取引手数料は考慮しない前提。)
2024年10月(購入スタート)
10,000円で、1口10,000円の投資信託を購入
→1口購入(10,000円÷1口10,000円)
2024年11月(大暴落発生!)
10,000円で、1口 5,000円の投資信託を購入
→2口購入(10,000円÷1口5,000円)
2024年12月(少し持ち直し)
10,000円で、1口 8,000円の投資信託を購入
→1.25口購入(10,000円÷1口8,000円)
2025年 1月
積み立てた4.25口分(1口+2口+1.25口)の投資信託を、1口8,000円で売却
合計投資額:30,000円(合計4.25口購入)
売却金額 :4.25口×1口8,000円=34,000円
投資結果 :+4,000円(34,000円-30,000円)