あなたの立場にたってアドバイスや手続きをしてくれる人がいたら、リスク性金融商品を購入しますか?
コラム
本日は「あなたの立場にたってアドバイスや手続きをしてくれる人がいたら、リスク性金融商品を購入しますか?」をテーマにします。
簡単に言うと「至れり尽くせりの状況で、元本保障のない金融商品を買うか、買わないか」ということですね。
今回は、金融庁「リスク性金融商品販売に係る顧客意識調査結果(2021年6月30日)」の結果と感想を記載します。
1.調査結果①(世代別の「購入したいと思う」人の割合)
20代:49.1%
30代:38.5%
40代:31.3%
50代:17.7%
60代~:12.3%
2.調査結果②(世代別の「購入したいと思わない」人の割合)
20代:27.0%
30代:29.1%
40代:33.2%
50代:42.5%
60代~:54.2%
※残りは「分からない」と回答。
3.結果を見ての店主の感想
どうやら50代を境に購入有無がハッキリと分かれるようです。投資(≠投機・ギャンブル)の効果を得るには一定の時間が必要です。若いうちから投資することで、リスクはより少なく、リターンはより大きく得られますので、最近の若者は非常に賢いなぁという印象をうけました。
逆に一定の年齢以上の方がリスクを回避する傾向も、的確なご判断をされているなぁと感じます。
さて、この調査結果を保険代理店目線で見た場合、大雑把には以下をお勧めという印象です(勿論、お客様の意向に沿った提案を行います)。
~40代:変額保険(保険料を長期に投資し、保険金・解約返戻金の増加を図る ※元本割れの可能性もある)
50代~:定額保険(契約時に保険金額や解約返戻金が確定)