要介護状態を保障する保険は必要?
コラム
本日は「要介護状態を保障する保険は必要?」をテーマにします。
結論としては、その時点の家族構成・経済状態・考え方などによるため、「人によります」が、介護に関する情報を少し記載したいと思います。
1.介護などが必要な期間
介護などが必要な期間=平均寿命-健康寿命とした場合、男性は8.84年、女性は12.35年です。(※1)
2.介護にかかる費用
では、介護に要する費用はどうでしょう?「要介護2」の方の場合、施設介護は約2,836万円、在宅介護で約711万円です。(※2)
3.要介護認定率
女性の場合、85歳以上の過半数の方が介護認定者です。男性も4割以上の方が介護認定者です。(※3)
いかがでしょうか?この数字を見て、私は介護が「長い」「高い」「多い」と感じました。
冒頭記載のとおり、必要性は人によりますが、介護で家族に経済的負担をかけたくないとのお考えがあり、かつ貯蓄だけでは不十分な場合は、介護保障の保険に加入したほうが良いのだろうと思います。
以上、本日は「要介護状態を保障する保険は必要?」でした。
※出典:(※1)厚生労働省「第11回健康日本21(第二次)推進専門委員会資料」(平成30年3月)
(※2)2019年7月の消費税率をもとに、BCC株式会社スマイル・プラスカンパニーがモデル作成および試算
(※3)厚生労働省「平成27年度介護保険事業状況報告」、総務省「平成27年国勢調査」より、当店取扱保険会社が作成。